都留IT講師チャレンジコース

新しい働き方を実現するスタート!都留IT講師チャレンジコース2019【プロジェクトの振り返り】

こんにちは!都留IT講師チャレンジコースです。本講座は地方で「新しい働き方」を目指す方に向けて、6か月間でIT講師としてのスキルを学んでいただき、「IT」×「地方」×「あなた」の新しいキャリアを一緒に目指していく官民連携の仕事創出講座です。

今回は、2020年4月12日に開催された最終回「プロジェクトの振り返り」のレポートです。新型コロナウィルスの影響でZOOMを利用した「オンラインでの振り返り」となりました。


そもそも何の為のプロジェクトなのか?

2019年11月にスタートした当講座。月1回のワークワークショップと自学にて、2名の受講者が5月から、リモートで講師として登壇が決定しました。

そもそもなぜこの講座は「自治体と民間企業が連携する形」で発足したのか。それは「地方から新しい働き方」を提案するためです。そのために「IT講師」というスキルを手に入れようというプロジェクトです。IT講師には下記2つのポテンシャルがあるからです。

①IT教育分野は人材が不足しておりかつ今後も成長性が見込める。

②「IT講師」の仕事をしながら別の仕事もできる「新しい働き方」を実践できる。

IT講師としてデビューし、新しい働き方を提案する。その目標へ向かってみんなが協力し合う。それがこのプロジェクトです。

※詳細はレポートをご参照ください。

地方から「新しい働き方」を発信!都留IT講師チャレンジコースがキックオフ

以下は、これまで行ってきたワークショップの振り返りとなります。


DAY1振り返り

DAY1では、プレゼンテーションの練習、ロジック構築ラリーのレビューを行いました。


なぜレビューをするのか?

開発現場の実務においてもレビューは必ず行われます。それは品質管理の面で重要だからです。しかし研修におけるレビューのポイントは「実装すること」よりも「質問・レビューすることで相手が躓いているポイントに気づいてもらうこと」です。そのために重要なのが「相手がどこで躓いているのか?」を把握し、気づかせるための質問術です。

「相手の学びに貢献する姿勢」の重要性を学んだワークショップでした。

※詳細は下記レポートをご覧ください。

講師に一番大切な「相手の学びに貢献する姿勢」とは?


DAY2振り返り

DAY2では、引き続きプレゼンテーションの練習とMVCモデルレビュー、そして受講生を評価する際のポイントについてワークショップを行いました。


MVCモデルにおけるレビューのポイントとは?

「MVCモデル」とは、機能ごとにプログラムの処理を分けて記述することで、プログラムを整理しやすくする考え方(フレームワーク)です。

分け方は下記のように「モデル(Model)」「ビュー(View)」「コントローラ(Controller)」の3種類です。その頭文字をとって「MVCモデル」と呼ばれます。

モデル(Model):表示や入力に関連しない処理を担当
ビュー(View):表示や入力に関する処理を担当
コントローラ(Controller):ビューとモデルの橋渡し役を担当

MVCモデルを使いこなすには「受講生自身が理解しているか?」だけでなく「理解していることを相手に伝えることができるか?」がポイントです。ビジネスの現場では「仕様をお客様に伝える」ことも多いです。お客様にとっては新人かどうかは関係ありません。「自分が理解していることをわかりやすく相手に伝えること」も大切なスキルです。

※詳細は下記レポートをご覧ください。

講師が受講者を評価する時、大切な「3つのポイント」とは?


DAY3振り返り

DAY3では、特別講演として「①講師としての心得」「②三輪農園さんが考える”働き甲斐”とは?」の2つ、そして「受講生の励まし方」についてのワークショップが開催されました。

特別講演①講師としての心得

特別講演②三輪農園さんが考える”働き甲斐”とは?


3タイプ別、受講生の「励まし方」

研修中には、どうしても取り組みが進まない受講生がいます。全員が同じ速度で同じことを学ぶことはできませんので当然のことです。その中でどう励まし、前を向いてもらい、成長に貢献できるか?が講師としての仕事です。

今回は大きく3つのタイプの受講生への励まし方をワークショップ形式で学びました。もちろん、1人1人課題や悩みは違いますので、あくまで参考例としてご参照ください。

※詳細は下記レポートをご覧ください。

農家とIT講師の意外な共通点とは?人生100年時代の働き方と受講生の励まし方


DAY4振り返り

DAY4では、プレゼンテーションとスピーチの練習、そして「質疑応答シミュレーション」「バグ発見シミュレーション」を実施しました。


プログラミングが「出来る」と「教えられる」の違い

教育とは、個々の足りない要素をしっかり見定めて「それぞれに最適な学び」を提供することが大切です。

IT講師として活躍するため、仕様を理解し実装ができる「プログラミングスキル」があることは前提です。その上で大勢の前で話す「プレゼンテーションスキル」、個々の課題をしっかりと把握するための「ヒアリングスキル」。更に未経験者の視点で考える「視点の切り替えスキル」の重要性も理解できました。プログラミングが「出来る」と「教えられる」の間には、これだけの差があります。しかし、どのような差があっても、自身の「つまづきポイント」さえ分かれば、人は必ず成長できることもまた、この講座で理解できた大切なポイントです。

※詳細は下記レポートをご覧ください。

プログラミングが「出来る」と「教えられる」の違いとは?


最後に伝えたいメッセージ

最後に、プロジェクトに関わったメンバーから、感想や今後へ向けたコメントを頂きました。

最初から何でもできる人はいません。目的をもって活躍している方は、滅茶苦茶に勉強したり、必死に仕事に取り組んだ経験が必ずあります。それが自分の自信や考え方の軸になったり、素敵な人を集める魅力になったり、やりたい仕事が舞い込んでくるキッカケを生み出すのだと思います。このIT講師をキッカケに皆さんが素晴らしい人生を歩めるよう、信じています。(株式会社富士通ラーニングメディア 青木さん)

ただ「教える」と言ってもテキストを読むだけでななく、相手の成長にどうやって貢献するか?その姿勢と手法を学ぶことは、講師業に限らず多くの場面で活かせるのではないかと思います。また、新型コロナウィルスによって「リモート研修」についても今後検討されると思います。その中で都留市がIT講師の先端都市として多くの人材を輩出し、また他の自治体にも展開できるような仕事創出プログラムになれば本当に夢が広がると考えています。(株式会社富士通ラーニングメディア  松永さん)

私はIT講師という仕事に本当にやりがいを持っています。最後に私の思う「講師マインド」を3つ、お伝えしたいと思います。1つ目は「責任」。推測で伝えてはいけません。正しい知識を教えることです。2つ目は「心」。受講生のことを思って、相手にあわせて工夫して伝えることです。3つ目は「愛」。ただ知識を伝えるだけではなく「素晴らしい社会人人生を送って欲しい」と、家族や友人に対して想うように接してください。(株式会社OinU 代表取締役  桜木さん)

以前より地方創生が叫ばれていますが、なかなか進まないのが現状。私自身も講師業と並行して千葉県の鴨川で田んぼをやりながら自然学校を行っています。これもある意味で「新しい働き方」だと思います。今回「新しい仕事を創っていく」というプロジェクトに参加できたことは大変嬉しいですし、2人には本当に頑張っていただきたいです。これからもまたご一緒できれば嬉しく思います。(株式会社Seeds Dream代表取締役  佐藤さん)

1つは講座を受けることで皆さんのプレゼンテーションがどんどんうまくなっていくことが目に見えて分かったこと。これがすごいなと思いました。この成長をもっとうまく表現することができればと思いました。もう1つは「都留市」でやる価値をもっと高められればと思いました。講座を受講した後も、都留市が仕事や住まいを通じて支援できるような体制を創っていければと思います。(生涯活躍のまち・つる推進協会 代表 伊藤さん)

従来の「官民連携まちづくり事業」は建物を建てるなど多かったのですが、このプロジェクトでは「新しい仕事をつくる」という新しいまちづくり事業としてスタートしました。受講した2人が実際に講師としてデビューし新しい働き方を体現することができ大変嬉しいです。一方で新型コロナウィスによって「リモートワーク」という働き方が急速に普及しました。リモートで受講・登壇できるようになれば、地方でのIT教育にとって大きな機会になると思います。この変化を機会と捉えてまたプロジェクトを進化させていきたいと思います。(C-table株式会社 代表取締役 田邉)


2020年の講座に向けて準備スタート!

新型コロナウィルスによって「オンライン化」が必然の時代になりました。その中でITの役割は格段に増えています。そしてその教育を担う「IT講師」のニーズも更に高まっていくことが予測されます。

2020年は「IT講師チャレンジコース」を更にパワーアップさせて展開してく予定です。ご興味持って頂いた方は是非お気軽にお問い合わせください!

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