都留IT講師チャレンジコース

「IT講師のあり方とは」IT講師チャレンジコース2020 Day4開催レポート

一般社団法人まちのtoolboxと株式会社富士通ラーニングメディアが協力し開催している「IT講師チャレンジコース第二期」。最後の4回目の講義が、オンラインにて実施されましたのでレポートさせていただきます。

オープニング:半年間の振り返り

2020年11月より約半年間にわたって実施してきた「IT講師チャレンジコース2020」。1月の講師面談とスキルテストは、全員が無事クリアしました。今回の講義は、登壇を前にした新人IT講師達の最後の講義でした。

まずは「この半年間の感想」を受講生一人一人に聞いていきました。

『あっという間だった』という感想や『最初は技術的な不安が多かった。「本当にできるのかな」と思ったけど、講師の方々や一緒に頑張る仲間たちのおかげで乗り越えることができた』など各受講生が思い思いの気持ちを共有していました。特に『仲間がいたから頑張れた』ということを受講生皆が共通して発言していたのが印象的でした。自分の気持ちや頑張りも重要ですが、信頼できる仲間の存在が、各受講生の“支え”になっていたんですね。

最後の講義。半年間を乗り越えた安堵と同時に、登壇を前にした緊張感を各受講生から感じました。

講座内容①:技術Q&A対応(ロープレ)

今回の講義では、登壇を控えた受講生たちへ「技術Q&A対応」と「講師のあり方」の二つの講義&ロープレを行いました。

まずは「技術Q&A対応」を実施。各受講生が「質問にしっかりと答えられるか」を練習していきます。各講師が生徒役となり10分間のロープレを一人ずつ行いました。生徒役の鋭い質問に懸命に答えようとする受講生。『生徒がどこに躓いているのか丁寧に質問をしていく』『言葉の選び方にも注意が必要。研修で統一された共通の言葉を使う』など様々なアドバイスが出ました。本番では様々なレベルの生徒がいます。その方々、お一人お一人にIT講師としてどう接していくべきか。本番での対応方法について、実践的な確認ができたようです。

講座内容②:サブ講師のあり方(講義&ディスカッション)

講座の後半は、いよいよ講座全体の統括「講師のあり方」についての講義がありました。

現場では、メイン講師、サブ講師の二つの役割に大別されます。メイン講師は「授業全体の進行を担当」し、サブ講師は「メイン講師の補佐と段取りの補助を担当」します。

今回受講生が担当するのはサブ講師ですが、講義の冒頭で『メインとサブは「ない」と思ってほしい。メインでないからと言って、大切なことは何も変わらない』と一言。講師である以上、そこには覚悟と責任が生じます。責任とは「逃げずに最後までやり抜く」ということ。『最初の登壇は緊張もするし大変な面も多いですが、ぜひ「IT業界を支える人材を育成するんだ!」という熱い想いで頑張ってほしい』と激励を受けていました。

講座では各受講生たちが「理想の講師像」を発表し合う時間も取り、自分がどんな講師を目指していきたいのか共有する場となりました。

終わりに:「どんな講師になるのか」コミットメント宣言

講座を終え今日1日の振り返りをしました。

振り返りは、「Keep(良かった点)」「Problem(改善点)」「Try(今後に向けた助言)」の項目について、お互いのフィードバックを受講生同士で共有し合いました。半年間の講座を通して、毎回実施してきたこの振り返り作業も本日が最後です。各受講生が各々の考えたこと、感じたことを丁寧に言語化しフィードバックし合っていました。

そして、締めくくりとして実施したのが「どんな講師になるのか」コミットメント宣言です。この半年間を振り返り、講座をやり抜いた受講生に「自分自身がどんな講師になっていくのか」を一人ずつ聞いていきました。『自信に溢れる講師』『優しくて頼りがいのある講師』など自分の目指す姿を宣言して、一日が終了しました。

スキルも意気込みも準備万端のIT講師達。信頼できる仲間と共に4月からの活躍に大いに期待したいと思います。

シェアする
講座についてもっと知りたい
質問したい、相談したい

カテゴリー

「教える」で、自分を「変える」

さあ、IT講師で
自分チェンジ

あなたの人生を変えるかも知れないチャレンジを全力でサポートさせていただきます。

講座についてもっと知りたい
IT講師養成講座とは
質問したい、相談したい
お問い合わせ・相談
↑