インタビュー

教師じゃなくても教育を仕事にできる。WEBデザイナーからIT講師へ。

現在はフリーランスWEBデザイナー兼コーダーとしてご活躍されている斎藤祐輝さん。IT講師になった経緯についてお話を伺いました。

▼IT講師養成講座の詳細はこちら
https://itkoushi.com/course/

はじめに、簡単な自己紹介をお願いします。

斎藤祐輝です。現在25歳です。地元の高校を卒業後、工業系大学のロボティクス学科に入学しました。大学ではキッズボランティアサークルに入り、大学を卒業してからは学習塾で1年間営業として働いていました。しかし、大学時代に学んでいたプログラミングに興味を持ち、本格的にエンジニアになるための学習時間を確保するために退職しました。

その後は地元でウーバーイーツや米屋の積み下ろしのバイトを行いながら、Webコーディングの学習を行っていました。そして2020年6月から個人事業主として本格的にWebサイトの制作を行って都留市で生活しています。現在は主にWEBデザイナー兼コーダーとして、サイトの制作を行っています。

応募した経緯と自主学習の期間について

IT講師養成講座に応募した動機はなんですか?

現在はWEBサイトの制作を行っていますが、昔から子供と関わることが好きで、教育関係の仕事に興味がありました。ですが、学校の先生を今から目指すのというのは難しいと感じており、なかなか思いを体現することができずにいました。そんな時にたまたまIT講師という仕事があることを知りました。

自分の強みであるプログラミングと興味のある教育が絶妙にマッチしているIT講師という仕事はとても魅力的に感じました。

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養成講座の内容はどのようなものでしたか?

最初はプログラミングスキルの習得を中心として学んでいく、プログラミングスクールのような感じを想像していたのですが、実際はティーチングスキルや講師としての心構えが中心にカリキュラムが組まれていましたね。

プログラミングスキルに関してはJavaを学習しましたが、基本的に、テキストが配られてそれを元に各自で学習するといったものでした。

これに関してはちゃんとスキルを習得できるか不安でしたが、オンラインで講師の方に色々質問でき、テキストの内容がわかりやすいこともあって、基礎からしっかり習得することができました。

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養成講座の内容が、IT講師としての登壇にどう役立ちましたか?

ティーチングスキルや講師としての心構えの習得に関しては、実際にIT講師として登壇することを見据えた内容になっていたので、ここで学んだことが登壇してからすごく役に立ちました。教育のベースを持っていることも、この時学んだことをアウトプットする際の潤滑剤として役立った気がします。

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斎藤さんはJavaのスキルがほぼ0から始まったわけですが、習得は大変でしたか?

正直とても大変でした。言語をインプットすること自体は、比較的簡単でした。ただし、オブジェクト指向などに関しては、専門的な用語や抽象的な表現が多いので、理解するまで時間がかかり大変でした。慣れ次第ではあると思うのですが、「教える」ことを見越して、プログラムをしっかり言語化して説明するということに、とても苦戦しましたね。

登壇するためには、ほぼ未経験からだと学習時間はどれくらい必要だと感じましたか?

大体200時間くらいです。

養成講座は大体半年くらいの期間なので、毎日2時間ほどきっちり学習すれば、登壇までに必要なプログラミングスキルは身につくかと思います。システム研修まで登壇したい場合にはこの倍の400時間くらいの学習時間が必要だと思います。

IT講師養成講座と仕事の両立は難しかったですか?

私は正直、苦労しました。

フリーランスとして仕事を始めてからまだ半年ほどだったので、生活のルーティンがまだあまり決まっておらず、なかなか学習する時間がとれずに苦労しました。

あとはどこまで学習したらゴールみたいな基準がなかったので、メリハリが上手くつけれなかったこともありました。他にも毎月1回ワークショップがあるんですけど、準備不足では不完全燃焼なものになってしまったりとか。


ですが、個人的にとてもありがたかったのが、現役IT講師の方にオンラインでいつでも質問できる環境ですね。日程を調整すればオンラインでわからない部分を講義してくれたりもしますし、昼夜問わず迅速に回答してくれるので、学習を行う時間帯が不規則な私にとって、本当に助かりました。

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フリーランスでも、ある程度、決まった時間が安定的に確保できる人であれば両立は可能ということでしょうか?

そうですね。自分でしっかり時間を確保できる業務の方や、時間の確保が上手な方、上手く目標を立てて学習できる方であれば、両立は難しくないと思います。

IT講師として登壇してみて

登壇してやりがいに感じた部分はどこですか?

やりがいとして感じた部分は2つあります。

1つ目は、受講者に教えるという部分ですね。途中で行き詰まっていた受講者が、私の発問やアドバイスなどによって理解をすると、表情にすごく素直に出るんですよね。その瞬間に教えてよかったと思えて、より熱が入りますし、もっと頑張ろうとなります。

2つ目は、自分が教える仕事がクライアント企業様からの評価にダイレクトに繋がるということです。「人材を育てる」という大きな責任が発生する分、失敗できないという不安もありますが、自分の努力や工夫で受講生が成長し、目に見えて評価されることが自信にも繋がりますし、とても楽しいです。

IT講師養成講座の内容と登壇の経験が、今のお仕事にどう役立っていますか?

人に教えるということ関しては、IT講師養成講座で得られた学びによって自分や自分の持つ教育への思いを見つめ直すきっかけになりましたし、教えるという行動がプログラミングに対しての自信にもつながったと思います。
また、自分のプログラミングスキルが「教える」という経験を通して高まったことで、仕事の理解度なども以前と比べて遥かに上昇しました。実際、実力を評価してもらい、獲得できる案件がとても増えましたね。

今後は、プログラミングやデザインのスキルを使って、人のためになるようなことをしたいと考えています。今はまだ見えてないので、IT講師や今の仕事を通じて具体的な形にしていきたいですね。今後もIT講師の仕事は継続して続けていきたいです。

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どういう人にIT講師はおすすめですか?

できないところや、わからないことをしっかり言語化して伝える、ということができる人だと思います。そういった人は自分だけでなく「相手がわからないこと」もしっかり言語化できるので、わかりやすく伝えることができてIT講師にとても向いていると思います。

あとはやはりコミュニケーション能力が高い人ですね。上手く教えるためには、そういった言語化しづらい部分を言葉にして、相手がわかりやすいように伝えるという適切なコミュニケーションが必要になってきます。

ご自身と同じような人におすすめしたいですか?

はい、私のようなフリーランスで働いている方にはおすすめしたいですね。ただしある程度、本来の業務以外の時間を安定的に確保できる方のほうが学習時間も増え、その分スキルの習得も、本業へのリターンも大きくなると思います。

そして何より富士通グループでの登壇は大きな実績になるので、人に教えることが好きな方、新しい働き方にチャンレジしたいエンジニアの方などにIT講師をオススメします。報酬面も良いですし、メリットだらけなのでぜひ応募してほしいですね。 

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最後にこれからIT講師養成講座を受講する方に向けてアドバイスお願いします!

半年間と聞くと、結構余裕があるように感じますが実際はめちゃくちゃ忙しいのでしっかりと予定を決めて準備しておきましょう!

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